なぜ、オーガニックコットン?
コームド・コットン。毛先の短い綿繊維をカーディングという手順で取り除くことで毛玉ができにくく、なめらか且つ丈夫な素材にに仕上げています。
その高品質な素材を更にGOTS認証、オーガニックに限定し仕入れております。オーガニック・コットンについての情報は日本オーガニック・コットン協会のリンクをご参照ください。
また、以下オーガニック・コットンの重要性最も早く理解し、ファッション界に大きく展開しているブランドの一つ:パタゴニアのオーガニック・コットン使用にあたっての十の理由を紹介します。
オーガニック、コームド・コットンについての質問、疑問がございましたらお気軽にご連絡ください。
農薬の使用量を大幅に減らすことが出来るからです。
世界の80ヶ国以上で栽培されている綿は、世界の農薬使用量の25%を占め、農薬問題の元凶の一つとなっています。有機農法では、綿に付く害虫を有害物質を使わずに駆除しています。
世界的に見ても、綿に使われている農薬は最も危険な薬品だからです。
アメリカにおける綿生産の場合、国内に登録されている中でも最も毒性の強い薬品の一つであるアルディカーブや、発ガン物質と見なされているアセフェートが害虫駆除剤として広く使われています。
将来の世代を守るためです。
食生活や代謝の違いからか、大人に比べると子供は農薬に起因する健康障害を遥かに受けやすいものです。アメリカでは数百万人に及ぶ子供たちが、食物や汚染された飲料水、家庭内で使用される殺虫剤、(さらに農業地帯に住む子供の場合には)空気中に浮遊する害虫駆除剤などにより、生涯を通じて摂取する総量の約35%に当たる発ガン性物質を5歳までに吸収してしまうと言われています。
農業従事者を守るためです。
農家の人々は大量の有害物質に接触し、そこから生じる健康問題に悩んでいます。カリフォルニアにおける農薬中毒の件数では、グレープ、オレンジに次いで3番目に多いのが綿です。
水質を守るためです。
アメリカにおいては、少なくとも32州で農薬による地下水の汚染が進んでいる一方、全人口の半分が飲料水の水源として地下水に依存しています。さらに、全米で、空気や雨、霧、雪などから農薬が検出されています。
生物多様性を豊にするからです。
同じ作物を繰り返し植えていると、植物や虫、動物などの多様性が失われ、害虫が発生する原因になります。輪作により、生物の多様性や環境の健全性を促進することになるのです。
健康のためです。
農薬に使われる化学物質の内少なくとも107の物質が発ガン性有りとされています。その他にも、先天性異常や運動機能障害、不妊、ホルモンの分泌異常、急性中毒などを引き起こす物質が多数使われています。
土の浸食を防ぎ、地力を高めるためです。
近年、土壌保全により様々な成果が達成されていますが、未だに浸食は世界的に大問題です。堆肥や被覆作物による輪作などの有機農法により、浸食を防ぎ、地力を回復することが出来ます。
本当の意味で経済をサポートするためです。
従来のコットンの価格は、国庫補助金や農薬の規制/テスト、有害廃棄物の処理/清掃、環境被害など、国民が負担しなければならない数十億ドルにも昇る隠れたコストを反映していませんでした。
快適だからです。
オーガニック・コットンは肌に快適です。また、それを選ぶことで自分たちが愛する土や人々を守り育むことにつながるという意味でもオーガニック・コットンは心地よいのです。
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リターン独自の「二輪の哲学」。環境と社会への貢献を目指して。